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過去は終わっていない 〜コザ暴動、BLMと日本をめぐる〜

qui., 19 de jun.

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Hiroshima

人文学部社会科学/ひろしま未来協創センター 学術講演会  広島修道大学

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過去は終わっていない                             〜コザ暴動、BLMと日本をめぐる〜
過去は終わっていない                             〜コザ暴動、BLMと日本をめぐる〜

Horário e local

19 de jun. de 2025, 13:05 – 14:35

Hiroshima, 1-chōme-1-1 Ōzukahigashi, Asaminami Ward, Hiroshima, 731-3166, Japan

Sobre o evento

「過去は終わっていない:コザ暴動、BLMと日本をめぐる」講演概要

 

1970年12月20日、沖縄県コザで、酒に酔ったアメリカ兵が民間人を殴りつけ、500人以上の地元住民と米軍警察が巻き込まれた「コザ暴動」を引き起こした。

2010年には、その40周年を記念して、コザのコミュニティの声を特集したドキュメンタリーが制作された。ドキュメンタリーは、軍用トラックの炎上など、暴動の衝撃的な映像から始まる。悲しみに暮れる地元住民が「私たちも人間ではないのか?」と問いかける場面は、沖縄の人々の人間性を認める必要性を浮き彫りにしている。一方、軍内部のブラックパワー運動に参加していた黒人兵士らは、「『ブラック・イズ・ビューティフル』という言葉通り、コザ反米暴動は沖縄の民衆のビューティフルな行動である」(赤嶺)と賛同の意を示した。

2020年、50周年を機にドキュメンタリー映画『基地の街を包んだ怒りの炎「コザ暴動」』が制作され、体験者の証言を通してコザ暴動を振り返る。「包んだ怒りの炎」は、黒人たちが目指す平等性・人間性と比喩的に共鳴しており、沖縄の人々の未解決の過去と黒人アメリカ人の過去を結びつけ、今日でもなお重要性を持ち続けていることを浮き彫りにしている。

55周年を迎える今、この歴史は一体何を意味するのだろうか。あの日・火は、過去のものとして片付けられるべきものなのだろうか。未完の過去が未来を待つ、「今」という瞬間がある。本講演では、コザ暴動をめぐる沖縄の人々が直面する未解決の課題を、黒人解放運動やブラック・ライブズ・マターと結びつけ、その現代的重要性を強調する。

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